🤯 雇われというリスク
脱プロレタリアート
10月から軽く異動になった リモートなので引越しを共なわないのが救いだ
栄転なのか左遷なのかは給与査定までわからないけど、おそらく左遷だろうと思う 少し失敗してしまったという感触が自分の中にある
改めて雇われの身がリスキーだなーと感じたので書く また、これは脱プロレタリアートのための一種の決意表明(宣言)でもある もちろん今の会社に対して感謝しているし、特段不満があるわけでもないことはここで明言しておく 人間関係も特段うまくいってるわけでもないし、逆に問題があるわけでもないことも明言しておく
雇われの身
日本において雇われの身(特に正規社員)というのは個人的に一種の特権階級だと思っている
理由としては日本においては正規社員は非常に守られた存在でそうそうクビにならない それゆえに日本では窓際族や社内ニートという独自の生態系が育まれたのだろう
私は前職のスタートアップを資金ショートによる事実上の倒産を理由に会社都合で解雇されたが、それは滅多にないレアケースだと言ってもいいだろう
話が脱線してしまうが、守られすぎているからこそ諸外国のような高賃金を提示できないというデメリットもあると考える
個人的にこの考え方には賛成で、簡単に解雇できれば高く雇って給与に見合わなければ解雇してしまえばいい
法に守られた雇われの身をなぜ私はリスクに感じるのだろうか? 簡単にまとめると以下がその理由だと思う
命令とは
今回の異動のような命令。また日々の業務におけるタスクのことである これは雇われの身である以上誰にでもついて回るものである 多少の拒否権はあれど基本的には会社の利益のために命令の遂行が雇われには求められる
拘束とは
これは時間や場所的な拘束だ 一般に正社員であれば一日、もしくはひと月に XXX時間は働きましょうというものが存在するだろう また、多くの会社では働く時間や場所も拘束される
余剰労働とは
これは資本論に出てくる概念に近いものがあるが、あなたが業務で生み出した利益のは全てあなたに還元されるわけではなく、会社からマージンを取った形であなたに与えられるのである 企業からしてみると当たり前だ
とにかく企業に雇われていて、経済的にその会社に依存している状態というのは常に企業にタマを握られている状態と言っても過言ではないと私は考えている
脱プロレタリアートのために
まず断っておきたいのは私は全くFIREに興味はない おそらく仕事をしていないと暇で死ぬタイプだからだ ただ雇われの身をリスクだと感じていてそれを脱することには非常に興味がある 矛盾しているかのようだが、雇われという不安定な状況下ではない状況下で生産活動をしたいと解釈してもらいたい
さらに言うとここでいう脱プロレタリアートとは、 単純に雇われの身を脱することではなく いつでも辞められる資産や副収入がある雇われの身 (経済的に所属する企業に依存していない状態) であること
つまり雇われの身で働いていたとしても、経済的に所属する企業に依存せず、精神的・物理的な余裕がある状態を示す 業務内容が全く同じでもいつでも辞められる精神的・物理的余裕がある状態とそうでない状態とではリスクが大きく異なると私は思う
脱プロレタリアートのために現状プロレタリアートの私がやるべきことを軽くまとめたので以下にまとめる
現状の会社でできること
- 頑張りすぎない
- とはいえ最低限にしようと意識しすぎない
- 特にみなし残業のある企業においては残業は余剰労働となろう
- 一見矛盾しているかのように思えるが以下を見てもらえれば理解できると思う
- 汎用的なスキルを高めていければ最高
- また、給与が上がればそれで買える金融資産等も少しだけ増える
- 腐らない、斜に構えない
- 信用を得られればそれ以上に価値のあるものはない
自分の資金や時間を投資する
- 少額で誰でも始められるもの
- デメリットとして時間がかかる
- 元手が少ないと福利も少ない
- 短期間で多くのリターンを望まない
- 何か別のプロダクト等を作ったり、文章を書いたり、動画を投稿したり
- 自分は職業柄プロダクトを作ってる
- 当たれば投資した金額や時間に対して非線形にリターンをもたらす可能性がある
- デメリットとしては当たる可能性は低い
- ただし外れたとしても少なからずスキルにはなる
- 貯蓄や投資に回す資金が多少増える
- スキルの向上にもなる
- デメリットとしては時間に対して線形にしかリターンをもたらさない
今の自分
現状の会社でできること は完璧ではないと思う 今までがむしゃらにやってきたが、力を抜いてやれることをしっかりやるというスタンスでいこうと思う(がむしゃらにやったことが異動の原因の一つでもあると個人的に考えているのでかえっていいのかも笑)
自分の資金や時間を投資する については全てやっている かける時間やお金のバランスを見極めながら行っている
特に自分の事業に関しては狩猟免許を取得して、それに関する新規サービスがそろそろクローズドベータで展開できる算段だ 少なくともハンターである自分がユーザーであるし、需要はあると見ているのでけっこういいとこまでいけるはずだと感じている
来年の今頃には脱プロレタリアートに片足を突っ込んでいることを目指す 少なくとも今作っている事業で飯を食えるくらいにはする
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