🐗 新米ハンター イノシシを狩る
初の獲物を狩って食す
今年度の初めに狩猟免許を取得して、今期某県で狩猟者登録した
初めてイノシシが取れたのでその回顧録として書く
捕獲
11/17 お試しがてら2つ仕掛けた
11/18 設置した翌日片方(Aと呼称)が空弾きしていたのでそのまま埋め直し、もう片方(B)は場所を変えヌタ場に設置した
11/23
Aに何も動きがないので一旦回収し、Bの見回りに行くとなんとイノシシがかかっているではないか!
サイズも小さいので今年の春生まれかな?
鼻くくりで2点保持をして生捕りを試みるも、ヌタ場で足場が悪く技術や経験も大いに不足していたので生捕りを断念しその場で止め刺しをすることにした
イノシシの後足を持ち上げ腰につけナイフを一思いに刺した そのままイノシシを逆さに持ち上げながら、早く苦しまずに逝ってくれと心でずっと願うも悲鳴ばかりであまり血が吹き出してこない
どうやら動脈をうまく切ることができなかったらしくもうひとつき 今度はうまく行ったみたいだ 血がドバッと吹き出した
鮮血の赤さは今までに見たことのないほど鮮やかな赤だった 断末魔があたり一片にこだましていた 「苦しませてしまってごめんよ」とイノシシに謝った
解体
近くの祖母の家まで搬入し洗浄と解体
今まで捕まった時のために解体方法はYoutubeで見ておいたのでできるはず…
内蔵の取り出しは意外にも難なくできた (今までこの時のために動画を見漁っていたから)
皮剥ぎが一番大変だった
枝肉にするのも私の知識不足で変な感じになってしまった
捕獲から解体まででほぼ丸一日かかってしまった… (技術不足だ)
膀胱を破いてしまい小腸、大腸、胃袋が臭くなってしまったのが反省点だ あと、もっとイノシシをちゃんと洗うべきだった
膵臓はお供えして、心臓(ハツ)、肝臓(レバー)、腎臓(マメ)、胃、小腸、大腸を食用として取り出し、残りは排泄物等と一緒に裏山に埋めた
食
どの部位も最高に美味しかった
初日: 内蔵 + タン
焼肉にした
味は全体的に臭みはなく塩だけでイケる ハツはサクサク食感で美味い (売っているものとは食感が違う) マメは食感がいい (少しマメ独特の匂いもしてそれも美味しい) レバーは全く臭みもないし、レバー特有の食べにくい食感もなく塩焼きで十分にいける
タンはタンだ。めちゃ美味い 鮮度がいいからなのか、イノシシ特有のものなのか全体的に売っているものより遥かに美味い
ホルモン系(胃、小腸、大腸)は膀胱を破いたことによるアンモニア臭さと、ぬめり取りの際に塩を使って塩抜きし忘れ塩辛いという2つの人為的ミスのせいで大量には食せなかったが味自体は美味かった
2日目: 頭
頭肉と脳を食べた
脳みそはトロトロで最高 少し血生臭い白子のような味だ
顔まわりの肉もほろほろで美味い
目玉も周りの肉から白目までは美味しく食べられた (モチモチしている) 黒目はジャリジャリしていたので残した
3日目以降: 肉を食す
どの部位もめちゃくちゃ美味い
弾力、肉の旨味、脂身のジューシーさ
最高
スペアリブのグリル
腕肉1本ともも肉2本は燻製に
残りの腕肉はポトフに
ホロホロ
端肉はカレー炒めや、焼きうどん、回鍋肉にした
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